頸動脈エコー
患者さんに行う検査の一つ、頸動脈エコー。
どんな目的で検査しているのかまとめてみた。
頸動脈エコー検査とは?
超音波Bモードで総頸動脈、内頸動脈を描出し、内膜、中膜複合体肥厚度(IMT)の測定やプラークの有無を確認する検査。
また、Bモードにパルスドプラ装置を組み込んだものでは、血管壁の状態と血流速の情報が実時間的に評価できる。
頸動脈エコー検査の目的
頸動脈付近は動脈硬化の好発部位であり、内頸動脈のIMTや血流速を測定することは、全身の動脈硬化度の評価の指標となる。
また、頸動脈は脳血管の上流にあたり、脳血管障害の危険度を推定するには極めて重要。
頸動脈エコー検査の実際
仰臥位で行うが、内頸部の末梢などは顎骨の影響で描出しづらいため、患者に顎を引かせ、評価する頸動脈側に首を傾げさせる。
ルーチンの検査であれば約15〜30分で終了する。
頸動脈エコー検査前後の看護の手順
@患者への説明:動脈硬化の程度を知るための検査であり、痛みを伴う検査ではない
A準備するもの:超音波装置、潤滑ゼリー
B検査後の管理:検査後、潤滑ゼリーをふき取る