糖尿病 アクマルト
糖尿病 アクマルト
DM患者さんとアクマルト輸液
病棟でよく見る補液には生理食塩液、KN1、KN3、アクマルト、ヴィ―ンD、ソルアセト等々…様々な物がある。
その中で、既往にDMがある患者さんには『アクマルト』を使う事が多いのでその理由を調べてみた。
DMとは糖尿病のこと。
糖尿病はインスリン作用不足によって細胞に糖が正常に取り込めなくなり、慢性の高血糖となる疾患。
成因によって@1型糖尿病、A2型糖尿病、Bその他の特定の機序・疾患による糖尿病、C妊娠糖尿病の4つに分類され、病態により治療方法は違う。
輸液に用いられる糖質には、ブドウ糖、果糖、キシリトール、ソルビトール、マルトースがあり、アクマルトに含まれている糖質はマルトース。
マルトースは静脈内に投与されると、インスリンの関与をうけず、そのまま細胞内に入り、 α−グルコシダーゼ(マルターゼ)の作用により 2 分子のブドウ糖(グルコース)になり代謝される。
血糖値は、血液中のグルコースの濃度。
つまり、アクマルトを静脈内に投与しても血液中でグルコースに分解されるわけではないから血糖値は高くならない。血糖値が高くなるのが良くないDM患者さんにも使える