心エコー

心エコー

心エコーについて
患者さんは様々な検査を受けている。今回は心エコーについて調べてみた。

☆心エコーでは何を見ているのか?

 

 超音波によってい心臓の形態(心房や心室の大きさや壁の厚さ、弁の形など)や動きをリアルタイムで観察し、それらの異常や、血液逆流の有無などを見ている。

 

 

☆心エコーで分かる病気

 

・心筋梗塞
 梗塞をおこした部位は、他の部位と比べて動きが悪くなっているのが観察できる。

 

・弁膜症
 カラードップラー法で血液の向きを確認し、血液の速度を測定することで、狭窄や逆流を見ることができる。

 

・心不全
 心臓のポンプ機能が低下して、血液を送り出せない部分に血液が溜まるため、心臓が大きくなるのが観察される。

 

・心筋症
 形態変化が重要な指標となる。心臓の壁が厚くなったり、心臓の形態が大きく変化している場合、心筋症を疑う。

 

・先天性心疾患
 心房中隔欠損症や心室中隔欠損症など心臓の形態異常がおこっている場合は、通常みられない血液の乱れがみられる。

 

 

☆患者さんの検査結果を確認してみよう!
 正常値から逸脱している場合に考えられるのは?

 

・IVS(心室中隔厚),LVPWd(左室後壁厚)
 13mmを超えてくると左室肥大の疑い。肥大型心筋症や慢性心不全による心肥大など。

 

・EF(駆出率)
 50%を切ると心機能低下があると評価する。

 

・LAD(左房径)
 40mmを超えてくるとMR(僧帽弁閉鎖不全症)やMS(僧帽弁狭窄症)、右→左シャントなど左房負荷がかかる疾患があるかもしれない。

 

・IVC(下大静脈径)
 呼吸性変動が見られる。
 呼気時に20mm以下が正常
 吸気時にはだいたい16mm以下になる。
 全身の血管内ボリュームの目安となる。
 熱中症などで脱水になるとIVCは虚脱する。
 また心不全となると呼吸性変動が消失する。

 

・E/E’(左室流入血液速度と僧帽弁輪速度の比)
 8以下が正常で値が高い場合は心不全が疑われる。

 

・腹部AO(腹部大動脈径)
 正常値は20mm程度
 30mm以上に膨らんだ場合、腹部大動脈瘤ということになる。

 

 

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