出血性梗塞
今回は病棟で見かけることが多かった出血性梗塞と、疑問に思ったことについて調べてみた。
出血性梗塞とは
脳梗塞を起こした後に詰まっていた血栓が溶けて血流が再開した際に、血管の弱った部分から血液が漏れることなどによって起こり、重い症状を引き起こす。
発症時期:脳梗塞発症後、2〜5日目と2〜4週目に起こりやすいといわれている。
特に抗凝固療法が始まったら注意して観察していくことが大切。
脳梗塞の急性期ではなぜ血圧を高めに維持するのか
急性期では、発症直後の高血圧は降圧剤を使用しなくても徐々に下がる。
急激な降圧は脳血流量が減少し、梗塞部位より先への血流が不十分になったり、ほかの脳血管への血流量が減少するため、脳梗塞巣が拡大し、新たな梗塞を起こす危険がある。
ただし、急激な血圧の上昇は頭蓋内亢進症状を引き起こすことがあるため、急性期では収縮期血圧>220mmHgまたは拡張期血圧>120mmHgの高血圧が持続する場合や、大動脈解離、急性心筋梗塞、心不全、腎不全などを合併している場合に、慎重な降圧管理が必要となる。
脳梗塞の急性期はなぜ持続点滴を行うのか
血液の粘稠度を下げて血液を固まりにくくするため。維持輸液でも良いが生食が無難らしい。