蜂窩織炎

蜂窩織炎

たまに病棟でみかける蜂窩織炎についてまとめてみた。

 

 

蜂窩織炎とは?

 

傷口などから細菌が入り込み、皮膚の深いところから皮下脂肪組織にかけて炎症を起こす化膿性も細胞感染症。
多くの場合、四肢に発症しうち9割は膝下に発症する。

 

 

蜂窩織炎の原因は?

 

傷口から黄色ブドウ球菌や連鎖球菌といった細菌が入り込むことで起こる「自然原因」と、乳がんや子宮頚がんなどの術後に発症しやすいリンパ浮腫による「病的原因」の2つが主な原因となっている。

 

 

症状

 

・部位症状:皮膚の発赤、腫脹、疼痛、圧痛、熱感、浮腫
・全身症状:発熱、寒気、疲労感、嘔気・嘔吐、頭痛、心拍数上昇、低血圧、錯乱

 

これらの症状、またはその他の症状が強く発現し、なおかつ細菌による感染が拡大すると、合併症の併発を疑う。
実際に、患者さんが足を痛がっていてよくみたら発赤・腫脹・疼痛・熱感が…。

 

すぐに主治医に報告して「蜂窩織炎だね」ってなったことがあったなー。
患者さんの訴えを聞き観察することが大切だと思った一件でしたね。

 

早期発見・早期治療が大切です。

 

 

合併症

 

・敗血症、菌血症、敗血症性ショック
・髄膜炎、筋膜炎

 

・リンパ管炎、リンパ節炎
・皮膚の膿瘍

 

・海綿静脈洞血栓症、頭蓋内続発症(眼窩蜂窩織炎のみ)

 

 

 

 

 

 

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